Temtop LKC-1000S+2ndは測定データの記録機能が有るので、データをダウンロードして下の様なグラフを描くことが簡単に出来ます。
データのダウンロードまでは本体の取説を参照して戴くとして、ここではダウンロードしたデータの前処理とグラフの作成についてご説明します。
なお、Windows11とOffice2016のExcelを使用していますので他のバージョンや互換ソフトでは一部異なるかも知れません。
完成したグラフ |
下の画像はCSVファイルをダブルクリックして開いた所です。
DATEはセルの幅よりデータが長いので#が並んでいます。
AとB列の中間をダブルクリックするとセルの幅を自動調整して下の様に見える様になります。
次に上の様に2行全体を選択し、上のメニューから表示→ウィンドウ枠の固定→ウィンドウ枠の固定(E)と選択します。これで常に見出しが見える様になります。
I1のセルに選択という見出しを付けます。
次にA1左上の◢マークをクリックして全体を選択し、上のメニューからデータ→フィルタと選択するとフィルタが使用できる様になります。
Iの列にデータを入れてフィルタを効かせると、その部分だけのグラフが出来ます。
<散布図の作成>
ワークシート上にグラフが出来ました。
見辛いのでグラフを新しいシートへ移動させます。
グラフタイトルの横あたりを右クリックしメニューを表示
メニューからグラフの移動(V)を選ぶ
新しいシートを選択しOK
グラフ1というシートにグラフが表示されるので後は値の小さなTVOCとHCHOは2軸へ移動する。
見易い様に文字の大きさを大きくしたり表示形式を変えたりフラフの色を好みに合わせる。
同様にHCHOも2軸へ移動する。
これで基本的な所は完成です。後は見易い様に形を整えます。
<時間軸の表示方法を変更して時分のみを表示>
一番下の表示形式の項目で
カテゴリ(C)から時刻を選ぶ
種類から13:30(好みの形式)を選ぶ
<グラフタイトルを記載>
<文字の大きさを大きくする>
<凡例を上に持ってくる>
<グラフの線の色を変更する>
<単位やコメントを追記する>