Excel関数の世界へようこそ

このブログは私が在職中に業務の改善で考えたExcel関数を思い出しながら解説するブログです。マイペースでぼちぼちやります。市販の解説本やヘルプには載っていないテクニックも使用します。狭くて深い領域で、一部の人しか参考にならないかもしれませんが、他に応用できる事もあると思います。

一度投稿した記事は、後で誤りを訂正したり、分かりやすく直す事があるかもしれません。

<このプログの関数で出来る事>
・Excel関数で減価償却費をリアルタイムに高速計算する
 現有固定資産データから今後の減価償却費と簿価を計算
 設備投資予算から今後の減価償却費と簿価を計算
 

・減価償却費を減らす為の不要となったサービス用固定資産判定

上記2項をマスターすると、将来の減価償却費と廃却による特別損失のシュミレーションが出来ます。

ご意見、ご希望をお寄せ下さい。メールはelpinojp-bg()yahoo.co.jp宛に、()を@に変更してお送り下さい。

2012年9月6日木曜日

2-②現有資産の未来の減価償却費と簿価を計算する:使い方

実際のセル構成の説明です。画像はクリックすると大きなサイズで表示されます。
左側はダウンロードした固定資産台帳そのままで、その右側に固定資産台帳と同じ年用の式を貼り付けます、その右には次の年から先の年用の式を4列毎にどんどんコピーすれば終わりです。
縦方向には、固定資産の種類に応じた3種類の式をコピーする必要が有ります。平成19年の税制改正前に使用開始をした物と、それ以後の2年償却の型とそれ以外です。


















元のデータにはダウンロードした余分なデータも入っているので、このままのセル構成ではあなたの使用に際しては無駄かもしれません。また、毎月ダウンロードしたデータをこの様に並べ換える時間も無駄になります。ぜひ式の作り方を理解して、ダウンロードしたデータにそのまま式を貼り付けるだけで利用できる様にアレンジして下さい。

では、次回から具体的な式の説明に入ります。
特殊な式はありませんが、判断が多いです。IF分のカッコは限界まで使用し、それでも足りませんでした。あなたが管理している固定資産の種類と、それに対してどういう計算が必要かを理解しておくと分かりやすいと思います。一旦式を作ってしまえば、あとはダウンロードした固定資産台帳のデータに式を貼り付けるだけで、数千点(PCの能力が良くなったので数万点でも)計算可能です。

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