ここで使用している関数の解説は後から行います。
こんな分析が出来ます。
・機種別の減価償却費(月別、年度別)→グラフで一目瞭然
・投資時期がずれた場合の影響(新製品開発が遅れた場合や、意図的にある年の投資を減らしたい)
・投資額を変えてシュミレーション(生産数が減って型→NCTに変更したら等)
1.式の概要
・未来の月別減価償却費を簡易的に求める式です。(全資産対応)
・定率法のみ対応で、定額法(建物、ソフトウェア等)には非対応です。
・通常、型・治工具の検収時期は或る広がりをもったものになりますが、簡易的に
一点で全ての検収が上がるものとして計算します。
これにより、日程が変更になった場合でも、検収時期を入力し直すだけで新しい
月別償却費を瞬時に求める事ができます。
・立上の時期と検収の広がりの中心の関係を事前に調べておく必要があります。
・式を右側にコピーしていく事で、何年先でもExcelの限界まで計算できます。
・計算アイテムが増えた場合は、3行毎にコピーを繰り返せばアイテム追加が可能
です。
必ず3行をペアでコピーや行削除を行うこと。(下部の償却合計は3行おきの
集計を行っている)
・式の左側に挿入しても相対アドレスで自動修正されます。但し、例として挙げて
いるセル位置とずれてきます。
2.計算に必要なデータ
・設備投資金額(償却率の異なる物は別々に必要)入力は千円単位で、表示は
百万円単位
・検収時期(正しくは使用開始年月)日付関数で入力。例:2009/12
・償却率
・保証率(平成19年度の税制改正から新たに導入された数値です)
耐用年数省令に定める「別表第八 平成19年4月1日以後に取得をされた
減価償却資産の償却率、改定償却率及び保証率の表}を参照
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↓
・改訂償却率(金型も1を入力のこと)
転換点を過ぎて、均等償却費に切り換わった後の償却率です。
では、次回は実際にExcelに関数を貼り付けて減価償却費を計算してみましょう。
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