Excel関数の世界へようこそ

このブログは私が在職中に業務の改善で考えたExcel関数を思い出しながら解説するブログです。マイペースでぼちぼちやります。市販の解説本やヘルプには載っていないテクニックも使用します。狭くて深い領域で、一部の人しか参考にならないかもしれませんが、他に応用できる事もあると思います。

一度投稿した記事は、後で誤りを訂正したり、分かりやすく直す事があるかもしれません。

<このプログの関数で出来る事>
・Excel関数で減価償却費をリアルタイムに高速計算する
 現有固定資産データから今後の減価償却費と簿価を計算
 設備投資予算から今後の減価償却費と簿価を計算
 

・減価償却費を減らす為の不要となったサービス用固定資産判定

上記2項をマスターすると、将来の減価償却費と廃却による特別損失のシュミレーションが出来ます。

ご意見、ご希望をお寄せ下さい。メールはelpinojp-bg()yahoo.co.jp宛に、()を@に変更してお送り下さい。

2012年5月20日日曜日

1-③Excel関数による減価償却計算の全体フローチャート

Excel関数による減価償却計算の全体フローチャートを添付します。プログラムのプロではないのでフローチャートの正しい書き方ではないかもしれませんが、ご容赦下さい。
このブログではExcelファイルの添付は出来ないみたいなので、画面を貼り付けます。
そのままでは小さくて見えないと思いますが、クリックすると大きくなります。

大雑把には、三つの関数のグループ(簿価計算、償却費計算、改訂取得価額)が連携しながら計算を進めています。一つ一つ独立して計算すると、同じ計算が重複し非常に長い無駄の多い式になってしまいます。このため、他のグループの結果を貰って計算する仕組みです。

この様に計算結果を別の所で利用すると、ループになって「循環」という現象が起こる事があります。計算の処理が同じ所をぐるぐる回り始めて永久に終わらない現象です。この式を考えるにあたっては、循環との戦いでした。循環を避けるにはExcelがどの様な仕組みや順序で計算してくれているかを知る必要がありますが、素人に分かりやすく解説した資料はまだ見つかっていません。私はどうやってこの問題を解決したのか忘れてしまったのですが、電卓で表の計算をするプロセスがヒントになったかも知れません。

では、次回は具体的な関数と計算の解説に進みます。

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